志賀高原の核心部はサンバレーから一ノ瀬までの中央エリアだと思う。
ヤマ屋の香りが残っている。ゲレンデのバリエーションもそろっている。
その歴史と由緒のおかげで今があるし、逆にそのせいで古臭く消えゆく運命とも見られているが、歴史の最初から存在しているというのは理由がある訳で、やっぱり随一のスキーエリアだと思う。
長野五輪のおかげでアクセスは格段に良くなった。その前は湯田中の赤い橋を渡った瞬間からピリピリとした臨戦態勢が車内に漂ったもんだ。
前方がスタックで道が詰まっていないか。やばそうになったら運転手の合図とともにチェーン要員は外に飛び出して装着した。
作業中にスキーウェアが汚れないようにゴム長手袋、カッパのズボンなどを携行していた。車には針金、ガムテープなども積んであった。カナノコまであった。
スパイクタイヤだったのに必ずチェーンを巻いていた記憶がある。
今はそれと比べるとFFスタッドレスでもスイスイと登れてしまう。
山の駅到着がゆっくり時間だったので4時間券を購入して滑り出した。
このゲレンデが上から下まで良いと全山素晴らしいという知らせなのでワクワクしてきた。
奥さんも非圧雪の斜面にトライして楽しんでいる。
ランチのために一ノ瀬へ滑り込んだ。ここは結構堅かった。
ランチは歴史の残念な方の面だった。
僕はアレルギーがあり最近はやりのピザとかバーガー系がダメなので食堂系しか選択肢が無い。ま、しょうがない。開拓しよう。
山の駅へ滑りながら戻っていく。
タンネの森、高天が原には両方とも柔らかい斜面がたくさん残っていて、なんちゃってパウダースキーを楽しめた。
穴場だったのが西舘山高天が原ゲレンデ。名前も知らなかったので今調べました。
高天が原から西舘への連絡リフト的な所だけど半面が非圧雪で残っていた。
締めに西舘のやや圧雪ゲレンデを滑り、山の駅への連絡ゴンドラに乗った瞬間の残り時間が5分!
なかなかのミラクルだった。
帰り道の中野市街は、ここは土俵ですか?立会い前ですか?というくらい融雪剤が撒いてあったので、帰って荷物を下ろしてからGSへ行って洗車しました。
見違えるようにきれいになった。いつもありがとうNOTE君。