大学生だったかつて、1年休学した僕は八方尾根のゲレンデ食堂で住み込みのバイトをした。
その時の仲間の何人かとは年賀状を交換しているのだが、そのうちの一人から新潟に単身赴任していて滑りたい気満々の賀状が来ていた。携帯番号も書いてあったので連絡をしてみたら即アポが取れ、日曜の朝、斑尾高原で待ち合わせとなった。
35シーズンぶりの再会だった。当時の宿のテレビではカルガリーオリンピックを放送していたからね。間違いない。
しかし心配していた天気予報通り、暖かくてしかも晴れない。
一週間前よりさらに雪が減って土やブッシュがあちこちに出ていた。
ゲレンデコンディションとしては最悪かな。
それでも根っからのスキーヤー二人なのでリフト営業開始から滑った。
バイトの後は1回も会っていなかったので、いろいろ来し方の話に花が咲いた。
向こうも下の子が大学2年だそうでもう少しで責任を果たせるようだ。
志賀高原には泊りで年に2,3回来ているそうでなかなか優雅な滑りを披露してくれた。
今度はいい日に滑ろうと約束して別れた。
楽しい一日だった。
今週末は鉄道とスキーとぜんぜんアイテムは違うけどノスタルジーな時間になった。