1ミリが世界を変える

日々感じた事、考えた事。少しずつ積み重ねよう

輝ける日

昨日は”娘”の輝ける日


この3連休は県外の強豪チームも招いての大きな大会。
2日目までの予選リーグの結果から、3日目はいよいよ順位決定戦。
娘達の中学は予選1位トーナメントに名を連ねました。


順位決定戦の初戦の相手は結果として優勝する事になるクラブチーム。


案の定スタメンには名前無し。


試合開始直後から攻守にレベルが違い圧倒される展開です。
すると1ピリオドが始まって間もなく、娘が交代で出てきました。


大方、主力選手に気合いを入れるための時間稼ぎと思いました。


ところが娘は相手のエースに執拗なマークを続け、攻撃のリズムを崩します。
そしてターンオーバーした最初のプレーで3ポイントシュートまで決めました。


たまらず相手がタイムアウト


僕はもう心の中で拍手喝采です。


その後も地力の差を見せつけられる展開の中でも、娘ともう一人交代で入った2年生が、執拗な守備と攻守の切替の速さでチームに力を与え続けます。


試合中盤には、今度はマークされる中で3ポイントを決めました。


守備では相手のエースをマークしていました。
相当振り回されていましたが、よく付いて行っていたと思います。


結局倍以上の得点差を付けられて敗戦したのですが、最後まで出場しました。


今まで体験出場か、B戦しか出番がなかった娘が、タイトルが掛かった試合でしかも参加チームの中で指折りのチームとの試合に”戦力”として起用されました。


ついに来たか、って感じです。


中学からバスケを始めた娘。
正直、今まではチーム内からもその父兄からも”おみそ”扱いでした。


当たり前だけど。


少しうまくできるようになれば、
”上手になったね。”
等とよしよしされてました。


でも、今日からははっきりとライバルです。
そういうことに敏感な選手の親からは早速軽くジャブもらいましたが、スウェーでかわしときました。


僕は昨年の新人戦の頃から娘に言い続けてました。
”必ず追い抜けるから。ただし、それが市中大会なのか、全国大会が終わってからなのかはわからない。信じてるからがんばれ。”


もう少しです。


”成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている。 
アルベルト・ザッケローニ