このエンデューロレースというのは、同じところを何時間も周回する耐久レースではなく、主に林道を登って、ＳＳと呼ばれるスキー場のゲレンデに設置された下りのコースでタイムを計測して競争するという、ダウンヒルレースに近いスピード系の競技です。
ＳＳの間はリエゾンと呼ばれ、自動車のラリー競技みたいでかっこいいです。
２回目の出場です。
去年は大会の雰囲気に飲まれて、また、ほぼノーマルだったＭＴＢに無理をさせてあちこち壊してしまい、もう出ることはないかなと思ってました。
しかし今年夏の空を見る季節になったら、野沢温泉の山の中を無性に走りたくなりエントリーしました。
せっかくなんで予選があるちょっとレベルが上がったカテゴリーにしました。
同じ出場料金だし。
１年の間にフレーム以外は一新されています。
この大会が別に目標ではなかったけど、山へちょくちょく走りに行っていた結果としてマシンも人間も熟成が進みました。
天気予報も良く、夕立だけが心配です。
予選があるクラスにしたのは、実は別の目的があって翌日の決勝大会は速い順に走るので、予選で最下位になっておいて気楽に最後尾から走ろうと思ってました。
しかし試走を繰り返すうちにだんだんと気持ちも盛り上がってきて、やるだけやろうと決めました。
いっしょに走ってもらった知り合いのベテランライダー（結局クラス優勝する）に引っ張ってもらったのもありますしね。
やっぱりスポーツは攻めなきゃね。
結果、下克上も何台かでき思ったよりも前から走ることになりました。
よっしゃ。
迎えた決勝当日。
朝から暑いです。
準備も万端、心にも余裕、マシンもノートラブル。
果敢に攻めるべきところ、安全にクリアするところ、間違えませんでした。
試走で決めておいた要所要所でのギア、シートポストのセッティングもうまくはまりました。
表彰式は時間の関係で出れなかったのでわからないですが、さらなる下克上出来た感があります。
手ごたえあり。
楽しい、２日間でした。
みなさん、ありがとうございました。
