1ミリが世界を変える

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八方尾根!

今シーズンのスキーの締めくくりに八方尾根に行きました。

大学生時代に住み込みで1シーズンアルバイトした懐かしの地。
素晴らしい北アルプスの景観。
ゲレンデまで0分の食堂。
お世話になったオーナー夫妻とバイト仲間達。
僕の大事な場所の一つです。

我が家から1時間余りで行けるはずなのに、なかなか行けずにいました。
やはり八方へ行くからには丸1日は無いと上のゲレンデまでは行けないし、上っても下りて来るスキー技術がないとつらいだけだし、かと言って下のゲレンデだけでお茶を濁すんじゃ他のスキー場の方が楽しいしということで、そろそろ子供達のスキー技術も大丈夫だと思われるし、と行ってみました。


天気は晴れ。ただ下から見ると稜線は風が強そうなのが気になりました。
リフト止まらなきゃいいけど。
麓のゲレンデはもう春。
少し動けばスキージャケットや毛糸の帽子が暑いくらい。
しかしリフトを乗り継いで行ったゲレンデの最上部では鼻毛が凍りました。
強風で飛び交う地吹雪が顔に痛いです。

うさぎ平の下り口などは僕が先行してコブの無い斜面を出来るだけ選んでゆっくりと下ります。
家族のサポートに徹します。

咲花ゲレンデからの登下降で約2時間でした。
そこで早めの昼食。
懐かしの食堂です。
変わらないカレーライスやソフトクリームの味。
窓から見渡せる雪山の景色も変わりません。

変わったのはお互いの年齢。
オーナーは息子に代変わりして、お世話になったおかみさんは昨年に他界されていました。
おじいちゃんになったおやじさんは相変わらずきびきびと立ち働いておられました。

周りは大きく変わっています。
にぎやかだったペンション街も空き家が目立ちます。
きらびやかだったホテルの駐車場が廃雪場になっていました。
山では新しく開けたゲレンデもありますが、人気のない所では廃棄されたリフトが見受けられます。
まだ現役でがんばっている旧式のリフトもたくさんありました。

悪い意味で残れなかった物、残っている物がたくさんある中でロッヂは少しずつ変わりながら残っていてくれました。

午後は再び今度はゴンドラリフトで上部のゲレンデへ登ります。
そこからちょっとだけ単独行。
うさぎのコブ斜面に挑戦です。
かつては1日に何本もチャレンジしたコブ斜面。
遠慮して端の方の小さめのコブに飛び込みます。
思ったよりも体が動きます。
何とかそれなりに滑れました。
やっぱり道具の進化のおかげですね。
もちろん最近の鍛錬の成果もあるはずですけど。
 
そこからまたみんなでゆっくりと下ります。
僕は林道の斜面をショートカットして遊びながら下ります。
うさぎを滑ったのでテンション上がっちゃいました。
 
1日、十分に八方尾根を楽しみました。 
八方ケルン
白馬三山
五龍
鹿島槍
ロッヂのみなさん
 
また、来シーズン!