1ミリが世界を変える

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優勝候補と高校総体県大会1回戦で闘いました。

息子の高校は普通の県立高校。
”県大会出場”が当面の目標位のレベルです。

親の欲目でベスト8位行って欲しいなあ、行けるんじゃない。


甘かったですね。


試合開始から、強烈なプレッシャーにさらされ前を向いてプレー出来ません。
県立相手の1回戦立ち上がりからまったく隙がありません。

本来こちらがやらなければいけない事をやられました。


前半は自陣に押し込まれ、ゴール前に運ばれたボールをきっちり決められてリードを許します。

でも彼らはあきらめも投げやりにもなりませんでした。

良い意味で開き直り、プレッシャーにも馴れてきた後半は、開始早々のビッグチャンスを皮切りに互角に戦い抜きました。
得意のダイレクトのパス回しから何度も攻め込みます。

応援席もやっと前向きな悲鳴が出始めました(笑)

決定的なチャンスも2回ほど作りましたが得点には至りません。



試合終了間際

PK奪取!

息子がエリア内で勝負に行って倒された!


自分で蹴るのかな?
ああやっぱり蹴るんだ。


あいつ、節目の試合で良くPK蹴って外すんだよな。
とにかく思い切って蹴れ!
勝敗には関係ないんだし。
決めても外しても思い出だ。


当人は
絶対決めなきゃ、みんなに会わす顔が無い!
って、蹴ったそうです。

決まりました。


しかし、敵もさるもの。
直後のプレーから1点を取り返されました。


最後まで弛めず、とどめを刺しにきてくれた事に感謝です。
良いチームに、引導を渡してもらいました。



前々から決めてたんですが、最後の試合が終わったら3年生全員と握手しよう、と。



汗や泥にまみれた手。
仲間の荷物を運んでいる手。


泣いているヤツも、さばさばしているヤツも、憮然としたヤツもいました。


彼らが最上級生になってからの1年は本当に楽しませてもらいました。


ありがとう。
サッカー部は終わりだけど、残りの高校生活悔いなくやり抜けよ!